
〈物語〉シリーズの主人公。忍野忍ちゃんを救った結果自身も吸血鬼になってしまう。(厳密には吸血鬼もどきの人間)
各物語で怪異に出会ってしまった少女たちを助けまくっているカッコいい主人公でお人好し。
「友達は作らない、人間強度が下がるから」という言葉をはじめ、数多くの名言を残している。
とある田舎町の男子高校生・阿良々木暦は、街に現れた瀕死の女吸血鬼を助けたことがきっかけで、吸血鬼もどきの人間となってしまう。女吸血鬼はその力を封じられたものの、「怪異の王」たる吸血鬼の出現はこの街の霊的エネルギーを乱し、様々な怪異の類が出没するようになる。暦はそうした怪異に憑かれた少女と出会い、彼女たちを助けるうちに人間的に成長していく。
「 〈物語〉シリーズ 」(2019年2月8日 15:43 UTC)『ウィキペディア日本語版』より
https://www.monogatari-series.com
物語シリーズは小説が2006年11月に化物語が刊行され、現在に至るまで大きな人気を誇っている作品です。
アニメは化物語が2009年7月に放映され、Blue-rayの売り上げもとても大きいです。
化物語の放映から始まり、偽物語、猫物語(黒)、〈物語〉シリーズ セカンドシーズン、憑物語、終物語、暦物語、傷物語、続・終物語と続いて放映されてきていますが、どれも西尾維新の独特な言い回しが現れていて面白いです。
特に忍野忍ちゃんの可愛さは偉大です。忍野忍が吸血鬼であった頃の名前は「キスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレード」なのですが、とてもかっこいいですね。
吸血鬼の状態では「かっこいい」幼女化の状態では「かわいい」の2つの側面を持つ忍野忍ちゃんを是非物語シリーズで感じ取っていただきたいです。
また、物語シリーズは様々な登場人物がいるのですが、全員とても魅力的でかわいいです。
西尾維新の言葉遊びととても魅力的な登場人物たち、そして主人公である阿良々木君の成長を楽しめるアニメだと思います。
〈物語〉シリーズの主人公。忍野忍ちゃんを救った結果自身も吸血鬼になってしまう。(厳密には吸血鬼もどきの人間)
各物語で怪異に出会ってしまった少女たちを助けまくっているカッコいい主人公でお人好し。
「友達は作らない、人間強度が下がるから」という言葉をはじめ、数多くの名言を残している。
〈物語〉シリーズのヒロイン。蟹に行き遭った少女。ホッチキスをはじめとした文房具が印象深いキャラクターである。
とても毒舌家でツンデレ。しかし阿良々木暦は「デレないので、ツンデレというよりツンドラ」と言っているくらいツンツンが激しい。
阿良々木暦に対する愛がとても深く重く、けどそこがとても良いヒロイン。
化物語は物語シリーズの中で初めてアニメ化された作品です。2009年の夏アニメに放映されました。
化物語は戦場ヶ原ひたぎと阿良々木暦の出会いから、様々な怪異に対する問題を解決していくお話になっています。
作中で、戦場ヶ原ひたぎを皮切りに、八九寺真宵、神原駿河、千石撫子、羽川翼の怪異問題を阿良々木君が次々解決していく姿は本当に痺れます。
個人的に化物語の中で一番好きなお話は羽川翼のストーリです。化物語の前日譚である傷物語から羽川翼とのストーリは始まっているのですが、とても心にグッとくるのでおすすめです。
また、これらのヒロインたちとの関わり以外にも、忍野忍や忍野メメと関わりも必見です。
特に私が物語シリーズで一番好きなキャラは忍野忍ちゃんなので、その姿も楽しんでいただきたいです。
偽物語は2012年の冬アニメで放映されました。化物語の次の時系列のなっており、メインは阿良々木暦の妹たちのお話になっています。
夏休み中のお話になっており、テーマは「偽物」と「本物」です。
「偽物」という言葉に焦点を置いた、とても面白い作品です。
偽物語から貝木泥舟が出てくるのですが、今後のシリーズでもとても重要な役回りをします。とても良い味を出しているキャラなので必見です。
それと阿良々木月火ちゃんがとても可愛いのでそこも必見です。
猫物語(黒)は2012年12月31日に放映されました。時系列は「傷物語」の後、化物語の前、ゴールデンウィーク中のお話になっています。
羽川翼と阿良々木暦がメインのお話で、羽川翼とその家族についての内容も含まれています。
羽川翼の過去を知ることができ、そこからどのようにして化物語へつながっていくのかがとても魅力的な内容になっています。
あと、個人的に忍野メメとのやり取りは必見ですので注目してみると猫物語(黒)を楽しめると思います。
〈物語〉シリーズ セカンドシーズンは2013年の夏アニメから放映されました。
猫物語(白)に始まり、傾物語、花物語、囮物語、鬼物語、恋物語までの作品が〈物語〉シリーズ セカンドシーズンで構成されています。
偽物語に続く物語であり、全28話で構成されていて、6作品すべて魅力的で見応えがあるのでおすすめです。
花物語のみ、他の5作品の放送後である2014年8月に一挙放送されています。
憑物語は2014年の大晦日で放映されました。ここからファイナルシーズンへと突入していきます。
偽物語に出てきた斧乃木余接ちゃんがメインのお話になっています。阿良々木暦の身に起こる異変、そして物語が大きく動き出していく話になっていきます。
憑物語は阿良々木暦と斧乃木余接ちゃんの関わり方、
そして次の大きな物語へとつながる大事な分岐点であると感じます。斧乃木余接の可愛さを体感していただき、そして今後の布石がとても気になるお話です。
終物語(上・中)は2015年の秋アニメから放映されました。
終物語・上では阿良々木暦と忍野扇が出会います。また、阿良々木暦の過去に深く触れており、今後重要になってくる老倉育も登場します。
老倉育のお話がメインになるのですが、とても観ていて辛い記憶がありました。そこも物語シリーズの良い演出なんだと思います。とても心にくる内容なので必見です。
そして、終物語・中へと話は進んでいきます。終物語・中は忍野忍ちゃんが大きく関わってきます。
忍野忍ちゃんと「忍の最初の眷属・初代怪異殺し」とのやり取りや関係性、そしてそれを踏まえた上での阿良々木暦の行動がグッとくるものがあるのでとても面白い内容です。
暦物語は2016年の1月から物語シリーズ公式アプリ『暦物語』にて毎週無料配信されました。また、2018年夏アニメより全12話をテレビ向けに再編集したバージョンを6週間限定で放送しました。
暦物語は一度物語を振り返ろうとの意図から書かれた作品であり、十二話の短編で成り立っています。
とても物語シリーズらしい内容であり、とても引きつけられる内容が多いです。主人公である阿良々木暦の高校三年生の一年間を振り返っており、今までに語られなかった事件が綴られていてとても面白いです。それぞれが独立してとても物語シリーズらしい、そして楽しみやすい作品なのでオススメです。
終物語・下は2017年8月に放映されました。終物語(上・中)に続く下巻のお話になっています。終物語(上・中)で発生した伏線が回収されています。
終物語・下の前半は八九寺真宵と阿良々木暦の物語です。
久々に絡み合う二人はとても観ていて楽しく、懐かしいものがあります。そして衝撃的な結末。観ていてとても面白いお話です。
そして後半は忍野扇と阿良々木暦との決着がつきます。懐かしいあの人物も出てきて、とても胸熱なシーンが続きます。
それでもやっぱり阿良々木暦らしさが滲み出ている作品だと思います。是非、終物語(上・中)を含めて、楽しんでいただきたい内容です。