【NEW GAME!】かわいくたって仕事は仕事。青葉たちが抱える苦悩や葛藤をまとめてみました

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『NEW GAME』といえばその魅力は圧倒的にかわいいキャラクターたち!登場人物はみな、瞳がきらっきらに輝いています! しかしながら、扱っている内容はゲーム制作という「お仕事」です。本作は、働いている人たちの他愛のない日常だけを切り取った作品ではなく、ゲーム作りという職業に対して各人がどのような向き合い方をしているかという面が細かく描かれています。かわいいルックスとは裏腹に、作中、シビアな場面が少なくありません。ときには、視聴者が経験してきた境遇と似ていてつらい気持ちになったり、反面、やりがいを思いだしたりするかもしれません。 ついつい、かわいさに惹かれてしまう『NEW GAME!』ですが、今回はあえて、仕事だからこそ発生するシビアなシーンをまとめてみました。

目次


会社員としての洗礼

シリーズ1期『NEW GAME!』の第1話。主人公・涼風青葉(すずかぜ あおば)は、小さい頃にハマったゲーム「フェアリーズストーリー」のキャラデザを担当した八神コウに憧れ、コウの所属するゲーム会社「イーグルジャンプ」に高卒で入社しました。

マナー

入社初日ということで、簡単に社内ルールを説明される青葉。社内チャットを覚え、早速、同じくキャラクター班の先輩・滝本ひふみとやりとりを交わします。社会人慣れしていない青葉は、かしこまった硬い文章をひふみに送るのですが、ひふみからは「硬い文章じゃなくていいよ!」と顔文字つきの返事をもらいます。すぐさま影響を受けた青葉は、直属の上司となったコウにも、ひふみへのチャットと同じように顔文字付きでメッセージを送ってしまいます。さすがにいかがなものかということで、コウは青葉を呼び出し、「少しはわきまえような」と注意します。   会社に入ってしばらくは、ビジネスマナーを覚えるのに苦労するものですよね。

通用しない言い訳

1期の第6話。ついに、憧れだったキャラデザをすることになった青葉ですが、なかなか思うようにできません。コウから様子を窺われると、青葉はつい「最近は仕事が手一杯だったから絵も描けてなかった」「キャラデザやるってわかってたら」などと漏らします。それはきっと本音だったのでしょう。

ところがコウは、そんな青葉に対し「それは言い訳」とピシャリ。仕事に対する姿勢について、コウは手厳しいようです。

発売中止

会議に向かうコウを見かけた青葉は、キャラ班の先輩である篠田はじめ、飯島ゆんに「会議で問題が発覚した場合どうなるのか」と尋ねます。はじめが、発売中止もあり得ることを示唆すると、ゆんは「そうそうあらへんから」と否定をします。しかしながら、テロップで「※あります」と表示されます

ここでのテロップ表記というのは、キャラクターたちのセリフではなく、いうなればナレーションのような扱いですから、発売中止については『NEW GAME!』の中のゆんたちが知る限りでは「そうそうあらへん」だけであって、むしろ『NEW GAME!』から出た、現実のゲーム制作の現場では十分にありえるということでしょうか。少なくとも、作者はそのことを知っているような表現です。マンガでありアニメであるがゆえに、ゆるくかわいく思えてしまうゲーム制作の現場ですが、実態は相当シビアなのかもしれません...

時間外労働

大抵の会社では、新人が入社日にできる仕事などそう多くはありません。職種によれど、少なくとも最初の数週間〜数ヶ月程度は仕事の進め方を教わったり、ルールを覚えたりしている間に終わってしまうでしょう。実際、初日の青葉がやっていたことは、参考書を読んで自習することだったはずです。

ところが、1話の終盤を確認してみましょう。「21:00」を示す時計のカットが挟まれた後、青葉を含めキャラ班みんなで退社しています。初日から、いったい青葉は21時まで何の仕事をしていたのでしょうか

もちろん、朝が遅めの出社時間から21時まで働くというスタイルもあり得ます。そこで、イーグルジャンプの定時を確認しておきましょう。

1期8話の冒頭、青葉の親友であり大学生のねねっちは、青葉が務めるイーグルジャンプで募集をしている短期デバッガースタッフの求人を見かけます。ねねっちがイーグルジャンプに合流する最初のきっかけです。ただし、この求人票をよく見てみると、メイントピックとして書かれているのは、正社員としての「3Dキャラクターモデラー」の募集でした。

要項によると、給与・待遇の記述として「勤務時間 10:00〜19:00(実働8時間)」と明記されています。モデラーということであれば、おそらくは青葉たちと同じキャラ班の所属になるでしょうから、青葉たちの勤務時間も「10:00〜19:00」であると推測できます。   ときおり、キャラ班が揃って18時に退社するシーンがあるため多少の変動はあるかもしれませんが、コアタイムは大きく変わらず、21時というのは、基本的に残業した際の退社時間でしょう。

そう考えると、初日でたいした仕事を抱えていないはずの青葉が21時まで残っているというのは、このご時世、少しネガティブな見方をするならば、気になってしまう点ですよね。モチベーションの高い青葉のことですから、自分の意志で居残り勉強をしていたのかもしれませんが、会社は青葉を早めに帰してもよかったのかもしれません。納期が近くなれば、望まなくたって残業・泊まりで仕事をせざるを得なくなるのですから・・・・。

「社会人」っぽいものや「大人」っぽいものに1つ1つ感動している青葉のことですから、これも社会人としての洗礼として受け取ってしまったのかもしれません。

リテイク地獄

仕事たるもの、発注されたオーダーに沿った成果を出さなければなりません。青葉は初仕事として、ゲーム内の村人を作るよう指示されます。早速作り上げ、コウに提出すると、意外にも高評価をもらいます。ただし、もっとよくなるということで、同時にリテイクを依頼されました。

ここからがリテイク地獄で、出しては返され、出しては返されを繰り返すことに。夜遅くまで残って作業しても、青葉自身、まだ納得のいくできにはなりませんでした。行き詰まって、上司の遠山りんに話を聞いてもらうと「それがものを作って、お金をもらうってことよね」と諭されます。青葉にとってキャラクターデザインというのは、小さい頃からやりたかった仕事です。しかし、ゲーム制作というのは、やりたいという気持ちだけでお金になるわけではありません。お金をもらう以上、求められている成果をあげなければなりません。

しかし、1つ前に提出しリテイクを出された成果物について、本当は合格ラインを超えていたをりんの口から聞かされます。それなのにリテイクがかかったのは、青葉に対するコウからの期待によるものだったのです。憧れの人から期待されていることを知った青葉はさらに熱心に作業し、無事に本当のOKをもらうことができました。

こうやって、ひとつひとつ壁をクリアしていくことが、仕事の厳しい面であり、やりがいのある面でもあるのでしょう。青葉は達成感に浸る間もなく、次は同じものをもっと早く作れるようにと伝えられます。また新しい壁が立ちはだかったのです。もっとも、青葉なら越えてくれるだろうというコウからの期待が込められています。

 

ほんとうに怖い情報漏洩

1期12話。青葉たちが製作していたゲームが完成し、とうとう発売日となりました。製作に携わった彼女たちは完成したソフトをもらえるのですが、やはり、自分たちで作り上げたゲームの盛況ぶりを現場で確かめたかったのでしょう。それに、店舗購入者限定の特典もあります。ということで、青葉たちは発売日にゲームを買うための列に並びました。

各店舗ごとに異なる限定特典を、はじめと協力することでコンプリートした「ねねっち」こと桜ねねは、つい興奮し、ゲームのネタバレ情報を店先でベラベラと喋ってしまいます。発売開始から、まだ数時間も立っていないにも関わらずネタバレねねっちの声は、周りのお客さんたちの足を止めます。そのことに気がついたメンバーは、ねねっちの口を塞ぎ、足早にその場を離れます。

マズいことになったかもしれないと、慌ててSNSを確認してみると、ラスボスに関する情報がたくさんのアカウントから投稿されていることが判明しました。どこへ行っても情報漏洩には気をつけるよう聞かされる昨今、もし本当に情報漏洩をしてしまったとすれば相当な損失に繋がりかねません。イーグルジャンプの信用が失墜する大きな原因となりかねません。

幸い、SNS上で投稿されてしまった情報は、青葉たちが購入する前から存在していました。要するに、それらの情報は発売前日にフライングゲットしたプレイヤーによってすでに公開されていたのです。結果的に問題はなかったにせよ、肝を冷やす瞬間だったことは間違いありません

仕事への向き合い方

ゆんの苦悩

青葉が入社した年、イーグルジャンプではゲーム「フェアリーズストーリー3」を製作しました。季節はめぐり新しい春、前年度の振り返りと前作の反省を活かすために、プロデューサーである葉月しずくとりんによる三者面談が行われます。青葉を始めとするキャラ班の面々は、今回の経験をきちんと蓄え、新しい目標に向かって前向きな姿勢を見せます。そんななか、ゆんだけは少し暗い顔をしています

キャラ班として仕事をしていくなかで、ゆんは他のメンバーに引け目を感じていました。青葉やはじめたちが、やりたい仕事に向かって前進している反面、ゆん自身は、なんとなく入社してしまった自分がここにいいのかと苦悩します。たしかに、携わったゲームの発売日にはみんなと店頭に並びましたし、妹たちが楽しんでゲームをプレイしてくれたことについて嬉しそうに話していましたから、決してやりがいを感じられていないということではなさそうです。りんは、ゆんを十分に評価していることを伝えますが、それでもどこか、ゆんは腑に落ちないままでした。

組織の中では、様々な人が関わって仕事をしていきます。周囲と自分を比べてしまうと、居心地の悪い思いをしてしまうこともあるでしょう。ゆんのような葛藤は、誰もが働くうえで抱えかねない感情だったのかもしれません。

その後、とあることがきっかけで、ゆんは青葉たちのように前向きな姿勢を手に入れるのですが、そのお話はぜひ本編で確認してみてください!

青葉の焦り

シリーズ2期、第3話。青葉は、コウの協力のもと新作ゲーム「PECO」のキャラデザコンペにて、メインキャラデザの座を見事に勝ち取りました。ずっとやりたかったキャラデザの仕事に張り切る青葉ですが、一方、周囲の先輩たちが話している技術面に理解が追いつかず、キャラデザでありながら意見を出せずにいました。

ひふみは、そんな青葉を励まします。焦る気持ちはわかるし、青葉が役に立たないなんて誰も思っていないのだということを伝えました。後輩の落ち込みにすぐ気づいて言葉をかけてあげるなんて、優しい先輩ですね。と、思ったのもつかの間。ひふみは「意見が言えないのは、経験が浅いんだもん。当然だよ!」と、ぐうの音も出ない正論を青葉に突き刺します。

励まされるやいなや、痛い部分を指摘された青葉は一瞬うろたえますが、キャラデザの座を勝ち取ったことで何でもできると勘違いしていた自分に気がつき、現実を受け入れ、改めて謙虚に学んでいくことを決意します。

できるようになった気がして、また壁にぶつかって、それもまた越えて、というように、様々な局面を繰り返しながら青葉は成長していきます。

ひふみの挑戦

新年度を迎え、社内の人事に変動が画策されます。ひふみは、新しくキャラ班のリーダーにならないかと打診されました。しかし、自他共に認めるコミュ障であり、自分の意見をうまく口に出せないひふみは、この話を最初に聞かされた際、驚きのあまり固まって動けなくなってしまうほどでした。

別の機会に改めてリーダーのポジションを提案されると、ひふみは不安や自信のなさを露呈します。しかし、いつもはサラっとしていて重い話は避けがちなコウの口から、ひふみやキャラ班のメンバーに対する本音が漏れると、それを聞いたひふみは、これまで一緒に頑張ってきたコウを信じ、自身も頑張ってみることを決意しました。ひふみリーダーの誕生です。こうして、チーム全体で頑張っていこうとする雰囲気ができあがっていきました。

仕事への向き合い方というのは、十人十色です。周りと比べてしまうのは、避けられないことでしょう。青葉のように、高い志を持って目標に邁進していける人はチームの推進力となりますし、具体的な目標を持っていないゆんのような人あっても、目の前の仕事をこなしていける人はチームにとって重要なメンバーです。そして、ひふみのようにガツガツと意見を言えないかわりに、みんなの動きをよく観察している人にだって、全体のバランスを調整するリーダーとしての役割が与えらることがあります。

どんな仕事でも、どんな人でも、どんな形でも、そこでやっていこうという気持ちさえあれば、役に立つことができるのかもしれませんね。

チームで働くということ

組織の決定

さて、2期もいよいよ折り返し、第6話です。新作ゲーム「PECO」のメインキャラデザが青葉に決まり、キャラ班のメンバーも新しい仕事を与えられ、それぞれ苦悩しながらも製作は順調に進んでいきます。

そんなさなか、問題が発生します。青葉は今回のゲーム製作において、キャラデザの座をコンペで勝ち取りました。たくさんの人が目にする「PECO」のキービジュアルを青葉が作るのです。コンペにおいて実力で勝ち取った結果だからこそ、全員が納得して仕事に取り組めていたはずです。

しかしながら、突如、キービジュアルの担当を青葉からコウに変更するよう出資会社から指示が入りました。理由は、今回製作するゲームを確実に売るために、前作を含めこれまでに多くの実績と知名度がある「八神コウ」の名前を大々的に宣伝することで、ゲームを確実に売るためです。

納得する姿勢を見せた青葉ですが、せめてもう一度だけコンペをやってもらえないかと提案します。それについて、プロデューサーのしずくは、「コウをキャラデザ担当にする決定は覆らない」という条件のもとでコンペの開催を約束します

キャラデザ担当から青葉を降ろすことに納得がいかないコウに対し、しずくは、コンペでわざと手を抜いて青葉に勝たせるような真似はしないよう念を押します。もちろん、コウはそんなことをする気はありません。

たしかに、コウの立場としては、最初の決定通り青葉にキャラデザをやってもらうべきだと考えています。ですが、わざと負けるような作品を提出するのは青葉に対して失礼になります。しかも、コウがキャラデザを担う決定がくつがえることがないと宣言されている、いわば「出来レース」であればなおさら、「出来レースだったから」という悔恨を誰にも残さないよう、コウ自身の実力で、青葉が仕上げてきたキービジュアルのさらに上を行くものを作り上げ、明確な差でもって青葉を負かさなくてはなりません

一方、出資会社も決して意地悪を言っているわけではありません。ゲーム作りが仕事である以上、売れなければ全てが水の泡となってしまいます。売れてこそ、次のゲームを作ることができるのです。完全新作を売るために、実績のある八神コウの名前が必要だという論理も十分に理解できるものです。

組織の中で働く以上、どうしても逆らえない、納得のいかないことは起こってしまうものなのです。

コウの実績

コンペ前日、キービジュアルを完成手前まで仕上げた青葉は、コウがコンペ用に描き上げたキービジュアルを見せてもらいます。その完成度の高さは、青葉にとってやはり圧倒的だったのでしょう。コウの作品を目にした瞬間、堪えきれず、青葉は泣き出します。   たしかに、最初のコンペで青葉はコウに勝ちました。しかしながら、その勝利の半分は、上司でありながらライバルであったコウの協力によるものでした。つまり、青葉自身の実力だけで勝ち取ったとは決して言いがたい勝利だったのです

そして、今回キャラデザの変更を言い渡されたのは、新作のゲームを確実に売るための方法として、コウがこれまで積み上げてきた結果に対する、会社や世の中からの信頼によるものです。しずくに言わせると、それはコウが仕事をしてきた「8年間の実績」です。それは、青葉からキャラデザの座を取り上げるには十分すぎるくらいの要素でした。

そもそもコウは、入社して2ヶ月目に行われたコンペで、上司たちかメインのキャラデザ担当を勝ち取ったほどの実力の持ち主です。そんなコウが積み重ねてきた8年間の実績と信頼を崩すのは、青葉にはとても難しかったのでしょう。

今回のコンペは出来レースとして企画されましたが、それでも青葉は、後悔のないよう全力でキービジュアルを製作し、自分の全力を出し切ったと言い切れる、納得できるものを作り上げました。

青葉の納得

しかしながら、コウが描き上げたキービジュアルは、青葉にとっては圧倒的に感じられたのでしょう。コウの作品を見た瞬間、敵わないことを悟ったのか、まるで憑き物が落ちたかのように「あぁ....すごいなぁ...」と素直に感動します。

憧れ続けて追いかけて、ようやく同じ会社で働けるようになってみて、少し近づけた気になっていた八神コウという存在の凄みを改めて直視し、その差をしっかりと受け止めたのでしょう

しかも、ここでは見逃されがちですが、コンペ用のキービジュアルを前日に泊まりがけで作っている青葉に対して、コウはその時点ですでに完成させ、他の仕事をしています

クオリティにしても手の早さにしても、どこを切り取っても、青葉がギリギリまで全力で粘った結果を、コウは悠々と越していました。これが、青葉とコウの間にある埋められない「8年間」なのです

その実力でもってして、青葉の作品をあっさりと超えてきたのですから、青葉はさぞ悔しかったことでしょう。しかしながら、そのおかげで青葉は自身の悔しさと向き合えたのかもしれません。憧れの人に完敗し、気持ちを新たにすることで、青葉はきっと成長していくことでしょう。

たとえ出来レースであっても、きちんとキービジュアルを仕上げてくれたコウに恥じないよう、青葉も最後まで全力で描き上げます。そうでないと、青葉自身が納得できなかったのでしょう。   こうして、「PECO」のメインキャラデザがコウに決定しましたが、青葉は落ち込むことなく、「チャンスがあれば次こそは!」と決意しました。

ゲーム制作のように、実力がものをいう仕事においては、コンペのように切磋琢磨していくことで組織全体が活性化していくのがベターでしょう。しかし、会社である以上、様々な都合で実力主義とは異なる要素の決定が下されることもあります。それは時に、軋轢を生むことさえあるはずです。しかしながら、青葉とコウはそんな事態においても、相手と向き合い、自分と向き合い、できることを全力でやりきることで、不満を抱えず、関係者全員が納得のいく方へと進んでいけるのかもしれません。

上司の苦悩

部下への接し方

1期の第4話。青葉とゆん、ひふみは遅刻をしてしまいます。そんな3人を見かねて、上司としてひとつ厳格に接することを決意します。特に、新入社員の青葉に対しては「学生気分じゃ困るよ!」と強く叱責しました。

しかしながら、遅刻の事情が青葉の転倒によるもので、他の2人は手助けをしていたのが理由であったことを知ると、青葉のかすり傷を心配し、何も知らずに怒ってしまったことを謝罪します。自分の席に戻ったコウは、「慣れないことしたら失敗した...」とうなだれます。りんから「まず事情を聞かないから」と諭され、反省しました。

厳しい上司でも、部下に対しての接し方は悩みどころなのでかもしれませんね。

板挟み

新作ゲーム「PECO」の制作において、キャラデザの変更の件で青葉に引導を渡したのが、イーグルジャンプのゲーム制作における出資会社に所属している大和・クリスティーヌ・和子です。

納得しにくい形で担当者変更という難しい局面を伝達しなければならないうえ、元々、仕事においては冷徹なキッチリとした態度で取り組む彼女は、あの場ではヒール役に徹していました。

しかしながら、キャラデザがコウに変更した少し後、しずくと居酒屋に行き「私にもっと力があれば、会社の言いなりにならずに済んだのに〜!」と泣き言を漏らします。大和にとっても、青葉やコウが納得できないことも理解した上で、あくまで組織の人間としてキャラデザの変更を伝えなければならない身だったのですね。

上の立場にある人間というのは何かと嫌われ役になりがちですが、コウや大和と同じように、様々な苦悩を抱えているのかもしれません。大和はヤケ酒をかましながら「絶対PECOを売ってみせるから〜!」と泣き喚いています。彼女もまた、上からの命令に反対する力を持たず、かといって青葉たちには厳しく接する必要があり、苦しい状況の中で悔しい思いを抱えていたのです。

普段は冷徹に見える大和でも「今回のことでキャラ班から嫌われてるし...」と漏らすなど、気にしいな一面も持ち合わせていました。大人にはお酒があって本当によかったですね。

まとめ

改めて言いますが、『NEW GAME!』はキャラが本当にかわいく描かれています。原作にせよアニメにせよ、どのキャラをヒロインにしてもおかしくないほど、ビジュアル面でのクオリティが高い作品です。

そうでありながら、仕事に対してどのように向き合うか、会社とは何かといったことが描かれていて、考えるきっかけにもなり得る作品です。

実際の仕事では、楽しいことが半分もあれば良い方で、しんどいことの方が多いかもしれません。でも、もし青葉たちのように、つらく苦しいことがあっても、お互いにぶつかり励ましあいながら働くことができれば、それはきっと、年齢を問わず青春として人生を彩るものになるかもしれません!


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