【こみっくがーるず】かおす先生の「あばばばば!」数えてみたらすごかったのですべて文字起こししてみた。 - 後編

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アニメ『こみっくがーるず』で主人公・かおすが口にした「あばばばば!」を数え、文字起こししてきた今回の記事。 後編は、7話から最終回の12話にかけてを見ていきたいと思います!

目次


(前編はこちらから)

7話 あばば 25 〜 27

25. あばばリアクション

「あばっ」(3:43)

原稿に追われる怖浦は、手伝ってくれる人を探していました。今までは琉姫が手助けしてくれていたそうですが、琉姫が忙しくなってきたために頼みづらくなったとのことです。そんなとき、かおすがサポートを名乗り出ました。

かおすが怖浦の部屋にいくと、そこはおぞましい怖浦の館。ガイコツたちの歓迎に、かおすは気絶してしまいます。

気を取り直し、原稿作業に取り掛かろうとするかおすでしたが、この部屋に対する恐怖感をなお隠せずに震えているかおすは、怖浦からの指示に思わず「あば」と返事をしてしまいました。

26. あばばメガネ

「あゎぁばばっっ!あばばっ・・!」(11:00)

ある日、かおすは琉姫のメガネ姿をありがたそうに拝んでいました。すると琉姫から「メガネを作ってみたらどうか」と勧められます。しかし、かおすにとってメガネは “神聖なメガネキャラ” にのみ許されるものであったため、自分がメガネをかけることの恐れおおさに耐えきれなくなったかおすは、「あばば」と頭を抱えてしまいました。

27. あばばおばあさま

「あゔぁばぁぁあぁぁあぁ〜」(12:06)

勇気を持って、ひとりでメガネを買いに出かけたかおす。不安を抱きながらも、もう子どもじゃないぞと気合いを入れ、震える足で、覚えたての電車に乗車!

と、車内に居合わせた2人のおばあさまから、幼い子と勘違いされたかおすは、膝のうえに座らされ、なでられ、パニックになってしまいました。

8話 あばば 28 〜 29

28. あばば落差

「あばばばぁぁ”!」(0:20)

自室で「今回は良いネームが描けたような気がします!」とはしゃぐかおす。が、すぐ次のカット。編沢の「ボツですね」という声とともに、場面は文芳社の打ち合わせデスクへと移ります。

編沢から的確な指摘が入ると、さきほどまで舞い上がっていたかおすの気分は急転し、「あばば」と崩れ落ちてしまいました。

29. 的確なあばば

「ぁあぁばば!」(5:48)

原稿が思うように進まず、落ち込むかおす。学校の試験が近いのに、暗い空気にしてしまってないかと不安になり、小夢に謝ります。

しかし、小夢は最初から勉強する気がありません。そんなことより、まんがの話をしてやる気を出そうと言うと、次に描く作品を見せてくれます。

「学校イチの秀才の先輩とのラブストーリー」だという小夢が提示したキャラは、”IQ 500” で、女の子キャラに対して “This is a pen” と流暢な英語で迫ると、その「頭の良さ」を見せつけます。

秀才キャラだというのに、まるで頭が良くなさそうな主人公に焦ったかおすは「あばば」と動揺しながら、小夢に指摘をしました。

少し話はそれますが、かおすたち4人の間には、お互いの作品におかしな部分があれば躊躇なく指摘しあい、そのことでケンカにもならないという健全な文化があるようです。

臆病なかおすであっても、必要な指摘は繰り出しています。まんが家のための寮として、とても優れているようです。

9話 あばば 30 〜 32

30. あばばメソッド

「あぁばぁあぁぁあ!!」(3:20)

小夢は、ウキウキとおでかけの準備をしています。

「次回のネーム進んでますか?」とかおすが尋ねると、小夢は「あんまりー♪ だから気分転換にパーっとお出かけしようかなぁーって!」と楽しそうに語ります。

小夢のように、行き詰まったら外へ出歩いたほうが、良いまんがを生み出せるのかもしれないと考えたかおすは、「普段はおでかけして、どんなことするんですか?」と小夢に尋ねます。

すると、返ってきたのは「友達と会ってお喋り」「美味しいもの食べたり」「かわいいお洋服を見にいったり」という、あまりにもキラキラした内容でした。

自分とは対極にある、まぶしすぎる女子高生像に目がくらんだかおすは、「あばば」と頭を抱えるのみでした。

31. あばばスパイラル

「あばばばば!」(3:27)

原稿に行き詰まったら出歩くという、小夢式の気分転換法『こゆメソッド』を聞いたかおすは、「あばば」と頭を抱えるだけでは飽き足らず、ネガテイブの渦のなかへと潜っていきます。

ここで2回目の「あばば」を繰り出すと、

  • 小夢のようなキラキラとした女子高生らしい気分転換は私には無理
  • であれば、ネームを描くことも無理

という無限ループに陥りました。これをかおすは『かおスパイラル』と名付けました。『こゆメソッド』に『かおスパイラル』。強力なバフとデバフが誕生した瞬間です。

32. 共感性あばば

「あ、あば、あば、あ、あ、あ、あば、あ、あばば、あばば、あ、あばばば、あば、ふうぇ、あば、あ、あ」(15:40)

翼が学校で原稿をなくしたと言うと、かおすたち4人は慌てて探しに周ります。まるで自分のことのように動揺を見せたかおすは「あばば」と口走りました。

10話 あばば 33 〜 38

33. あばばクリスマス

「あっゔぁっゔぁっゔぁっゔぁ〜」(0:39)

珍しく、嬉しそうな「あばば」です。

季節はクリスマス。寮母に呼ばれたかおすと小夢は、ツリーの飾りつけをしていきます。楽しそうなひと幕ですね。

場面は玄関先で切なそうにたたずむ琉姫へと切り替わりますが、その後方では、寮母から「かおすちゃん、雪(の飾りを)乗っけすぎです♪」と言われたかおすが、照れたように「あゔぁゔぁ」とはしゃいでいました

34. あばばRPG

「あば...あばば...あ、あ」(11:20)

実家への連絡ミスで、年末の帰省ができなくなったかおすは、翼の実家に泊めてもらうことになりました。

しかし、その道中で翼が変装をしたり、やけに大人しくなったりと、何やらおかしな様子です。違和感をおぼえつつ、翼の実家に到着すると、そこはまるでRPGの王城を模したかのような大豪邸。重厚な扉が、荘厳な地響きとともに開く様子に困惑したかおすは、息を切らすようにして「あばば」と口走っていました。

35. あばばマナー

「あぁ...あば...あっあ、あっ、あ、あっ」(11:57)

翼の邸宅に招かれたかおすは、さっそく、翼の家族たちと食事の席につきます。翼にとっては久しぶりのフランス料理です。忘れかけたテーブルマナーに苦戦をしているようですが、その隣には、そもそも現状をまだ何も受け入れられていない様子のかおすが、呆然と口を開け、白い目を丸くしたまま「あばば」と固まっていました。

36. お嬢様とあばば

「あば、あばばば!あっ、あっ、あっ、あっ、」(15:06)

かおすと翼は同じ屋根の下で年明けを迎えました。翼がまんがを描くことについて、翼の家族はあまりよく思っていません。そのため翼は、実家ではまんが家としての自分を隠し、大豪邸のお嬢様としての自分を演じていました。

数日の滞在で、実家にいた頃の感覚をすっかり取り戻してしまった翼。言葉遣いは上品で、振舞いはおしとやかです。その風貌からは、少年まんがの主人公のような、いつもの翼らしさは微塵も見られません。

ふだんの翼からの変貌ぶりに動揺したかおすは、「あばば」と青ざめた顔をしていました。

37. あばみくじ

「あ”ばばぁ”あ”!」(17:42)

寮に戻ってきた4人は初詣に行きました。新たな気持ちで参加する行事ですが、かおすには災難が待ち受けていました...!

まずは礼拝。本来であれば心のなかでお願いごとをするところですが、かおすは神さまに長々と挨拶をしてしまったせいで、お願いごとを唱えるまえにみんなからおいて行かれてしまいました。

その後も、おみくじでは大凶を引き、絵馬を書こうものならペンのインクが途中で切れてしまうなど、小さな不運の連続に見舞われたおすは、涙目で「あばば」と嘆きます。

38. 燃え尽きあばば

「あばばっ....」(17:48)

かおすの不運はその後も続きます。たこ焼きを落とし、人混みにもみくちゃにされ、気力をなくして座り込んでしまったかおすは、小さく「あばば」とこぼすと、とうとう、まっしろな灰になってしまいました。

11話 あばば 39 〜 42

39. お決まりのあばば

「あ”ぁ”ばば!あ”ばっ!あぁばーばーばーばっ!!ぅうぁあばーばーばーばばばばばぁー!!」(5:04)

学校では、進路希望調査が行われました。

まんがだけで食べて行けなくても困らないよう、琉姫は保育士の資格を検討中。一方で、ほかの3人はまだまだ楽観的です。

そんな話を影から聞いていたのが怖浦でした。怖浦は、まんが家以外の進路として介護系を考えていると口にします。しかし翼から「意外に現実的」と言われると、キャラ崩壊をおそれ、あわてた口ぶりで「う、うそうそ!将来は...立派な...ぉおばけになりたいなぁ!!!!」と叫びながら、かおすに襲いかかります。

怖浦の脅かしにいつも本気で対応するのはかおすと翼の役目です。逃げ急ぐ翼の小脇に抱え込まれたかおすは、「あばば」と恐怖に襲われていました。

40. ラッキーあばば

「ひゃぁぁあ〜〜〜ばばばばぁあぁ!」(16:19)

寮で影響を受け、みんなが得意としているジャンルのネームにそれぞれ挑戦したかおす。

琉姫の影響で描き上げたエッチなネームを差し出すと、「深夜のテンションで、ちょっとやりすぎてしまって・・・!」と、かおすは顔をまっかにし、最上級の照れをみせます。

しかし、編沢にいわせると、かおすの絵柄ではまったくエロさがなく、真顔で読みきれてしまうそう。かおすなりのエロ要素がたしかに入ってはいるのですが、何も色気がありません。

編沢から「パンチラ?ラッキースケベですか?」と問われると、顔をはげしく紅潮させたかおすは「あばば」とうなり声をあげました。

41. あばば電話

「….わぁ!あぁあばばばばぁっ!」(20:00)

編沢に見せた4本のネームのうち、最後の1本は、かおすらしさが出ていて読みやすいものだったようで、編沢の目にとまります。

翌日、編沢からの採否の連絡を待つかおすは、スマホを握り締め、部屋でそわそわとしています。と、そのとき着信のベルが鳴りました。軽快な音に驚き、手に持ったスマホを取りこぼしそうにお手玉しているかおすは「あばば」と慌てて電話に出ました。

ただし、その電話はかおすの母からのものでした。

42. 感動のあばば

「うわぁ!あぁばばばばぃっ!.... あっ、ばい!」(20:34)

今度の電話は編沢からでした。提出していたネームについて「掲載、決まりました!」とのことです!

そのひと言で、かおすは目を見開いたまま硬直し、手の力が抜けたのか、スマホを床に落とします。茫然とし、身動きをとることさえできないようです。

編沢からの何度目かの呼びかけで我にかえると、落としたスマホを「あばば」と拾い上げます。「平気ですか?」という編沢からの問いに、「あっ、ばい!」と返してしまうほどの慌てぶりです。

『人生のピークがきたんです』というサブタイトルの11話で、ずっと目指してきた連載への第一歩がようやく踏み出せた、感動的なシーンでした。

こうしてかおすは、学校で配られた進路希望調査票の第一希望に「まんが家さんです」と自信を持って書き記すことができました

12話 あばば 43 〜 54

43. あばばな好評

「あぁ〜ばぁ〜ばぁっ….ばぁぁぁ....」(0:20)

かおす初のゲスト掲載は、思いのほか好評のようです。編沢からの電話に、かおすが詳細を尋ねると「背景がうまい、モブがかわいい」という声が届いているとのことでした。

残念ながら、これらはかおす自身が描いたところではなく琉姫たち3人に手伝ってもらった部分だったため、かおすは恥ずかしくなり、うなだれるように「あばば」とこぼしました

44. いちゃいちゃあばば

「ぅわぁあばばば!」(1:20)

このままでは、せっかくのチャンスを棒にしかねないと焦ったかおすは、部屋で気合を入れ直しています。と、そばで寝ていた小夢が、かおすの頬を甘噛みしました。

寝ぼけてかおすをドーナツと間違えたのか、そのまま押し倒され、驚いたかおすは「あばば」と口走ったものの、「ぐふ、これも悪くない・・・」と嬉しそうにつぶやきました。

45. あばばパニック

「あばばばぁ〜あ!」(2:41)

まんが家寮の改装のため、一時的に退寮することになったかおすたち。小夢、琉姫、翼に怖浦たちは、抱えている原稿をきちんと片付け、家族との予定のために、退寮日より少し早めに帰省するほどの余裕を持っていました。そんななか、かおすはどこか挙動不審です。

退寮日と原稿の締め切りがちょうど同日に重なっていたかおすは、周囲の余裕とは裏腹に、自分だけ原稿が進んでいないことに焦り、緊張とプレッシャーで食事が喉を通らないほどの状態に陥っていました。

そうとは言い出せなかったかおすですが、様子のおかしいかおすをみた翼から「もしかして、(ゲスト連載の)後編詰まってるの?」と問われると、いつものように「あばば」とパニック状態を露見させました

46. フィジカルあばば

「あぁばばばぁ〜!」(5:00)

行き詰まりを口にしたことで、周囲のみんなが協力して、かおすのストレスやプレッシャーを解消する方向に動いてくれました。

琉姫は体操を。小夢はごはんを。翼はランニングを。みんなからのサポートを受け、気持ちが少し落ち着いたかおすは、無事にやる気が回復してきました

「よぉーし、頑張って描くぞー!」と意気込み、原稿へ向かうかおす。ゆったりとしたBGMを背景に、真剣なまなざしです。これでようやく、かおすも原稿を進められる。そう思ったのもつかの間でした。

額からしたたる汗が、かおすの手元にあるタブレットに落ちた瞬間、せきを切ったように集中力が切れたかおすは「あばば」と頭を抱え、うなだれました。

かおすいわく「体の緊張はほぐれたのに頭はまっしろです〜〜〜〜!」とのことでした。原稿は、1コマも進んでいないご様子。

47. お見送りあばば

「あばぁあばば…!すみません….ばゔぁあゔぁゔぁ...!」(6:18)

小夢、琉姫、翼はそれぞれ原稿を終わらせ、退寮日より少し余裕を持って実家に帰省することに。玄関先で3人を見送るかおすは、自身の母がお迎えに来るのが来週だということもあり、ひとり残って原稿に取り組むことにしました。

かおすが提出を迫られている原稿は、かおす初のゲスト掲載の前後編のうち、後編です。前編の原稿は、みんなにアシスタントを手伝ってもらうことで完成させることができましたが、今回はみんなが不在のため、すべてひとりで描きあげなければなりません。

連載をしていながら、スケジュールを考えてしっかりと仕事しているみんなと比べ、自分はまだまであることを実感したかおすは、みんなを見送る寂しさも重なり、玄関で「あばば」と涙を拭いました。

48. あばば大暴走

「うごぉ!ぅぉあばばばぁ!...どわぁ!...ひょばぁぁあ〜〜〜〜!!(ゴーーン)」(6:56)

小夢たちが出ていき、ガランとした寮内。ひとりでも頑張ろうと気合いを入れ直し、かおすは長い髪をかたく結びあげます。

しかし、タブレットを手に取ると、いましがた自分でしばった髪が、顔を覆うようにして垂れさがってきてしまい、邪魔で何も見えず、苦戦します。

出鼻をくじかれたかおすは少しの動揺を見せたものの、どうにかめげずに持ちこたえ、三つ編みに戻そうと立ち上がります。

ところが、鏡を見るために部屋から出ようとしたかおすは、コタツのコンセントケーブルに足を取られた勢いで「あばば!」とすってんころり。その勢いで机ごと吹き飛ぶと、”ドンガラガッシャーン!” と、部屋の乱れる音が。”ゴーーン” と、たらいの落ちるような音が寮中に虚しく響き渡ります。

わたしって、ひとりでいると本当にどうしようもない生き物...」とこぼす、哀しいかおすでした。

49. すすりあばば

「あぁ....あぶぁぶぁっ!あ….あぶぁ….!」(7:54)

編沢から進捗確認の電話を受けたかおす。原稿が進まない焦りや緊張、寮のみんながいなくなってしまった寂しさが重なり「ゴチャっとなってしまって」とすすり泣きをします。

いつものように慌てた「あばば」ではなく、淀んだ気持ちが溢れでるかおすの、ちいさな「あばば」でした。

50. あばば狂

「あ〜ばぁ〜ばぁ〜〜〜〜〜!.......ゔぁっっ!」(8:54)

電話越しに編沢と話したことで気分が軽くなったかおすは、いよいよ原稿に向き合います。ところが、それでも1コマ目にさえ手がつかず、打ってかわって、今度は発散するかのように「あばば」と叫びます

しかし、手からこぼれ落ちたペンがタブレットを叩くと、かおすは「ゔぁっ!」と我に返ります。小さな音が部屋に響いたことで、みんなが帰ってしまったこと、ここには本当に自分しかいないことを実感したかおすでした。

51. あばば大号泣

**「おかあ...寮母さん...おかあ...うぁばぁおあ〜〜!!!うぉぉぉぉぉぉあ〜〜〜!!」(10:20)

孤独を感じ、寂しさの募ったかおすでしたが、寮に来るまえのことを振り返ります。本来のかおすはずっとひとりで、フィギュアたちに囲まれ自分だけの世界を楽しんでいたことを思い出すと、元気を取り戻します。

と、そこに突然、寮母が入ってきました。あたりまえながら、寮母がまだ寮にいたことをすっかり忘れていたようで、驚きのかおすです。

寮母が、かおすのためだけに作ってくれた温かくて美味しいご飯を食べると、かおすはまるで実家にいるようだと感動します。寮母が「ここではわたしがお母さんなんだから!」と伝えると、これまで抱えていた気持ちが溢れたかおすは、幼ない子のように顔をまっかにし、大きな声で「あゔぁ〜!」と大号泣しました。

52. あばば母

「ぅあばばぁぁああ!!!!」(11:52)

かおすの母がお迎えに来るのは1週間後。のはずでしたが、寮のみんなが帰省してしまったその日、彼女はとつぜんやってきました。予定より早い来訪に「間違えちゃいました〜」とお気楽な様子の母・はる子。

かおす、寮母、はる子の3人は、茶の間で談笑に入りました。

はる子は「みなさんにお見せしたくて」と、かおすが幼い頃のアルバムを寮母へ差しだします。恥ずかしさからか、かおすは激しく「あばば」と叫びました

ここ数回は悲しい「あばば」が続いていましたが、かおすらしく慌てた「あばば」を久しぶりに聞くことができました。

53. テレホンあばば

「ぅわぁっ!ぁあばばばっ!!」(18:11)

原稿を終え、ようやく帰省できることになったかおす。母・はる子は1週間前に来て帰ってしまったため、ひとりで帰省するようです。

寮母と、しばらくのお別れを済ませたあと、かおすは駅のホームで新幹線を待っていました。落ち着きはらったかおすからは、出発の日、寮のメンバーを想像して不安を抱き、新幹線に乗り遅れた頃のような動揺は、微塵も感じませんでした。

と、とつぜん電話のベルが鳴ります。「マナーモード忘れてましたっ!」と急いでスマホを手に取るかおすは「あばば」とあたふたしていました。

原稿を受け取ったと連絡をくれた編沢から「今まででいちばん良い原稿」と告げられると、嬉しさで涙をにじませるかおすでした

54. あばばケイオス

「あ”ぁ”ばばばぁ〜あ!!」(21:38)

無事、実家の和菓子屋に到着すると、店頭では、はる子がお客さんたちに、かおすの作品が掲載された『まんがタイムきららケイオス』を全員に配っており、その様子に驚いたかおすは「あばば」と叫び声をあげました。

本編最後にみせた「あばば」は、相変わらず、かおすらしく慌てふためいた「あばば」でした。

まとめ

あばばでしたでしょうか。公式には45回という情報が出ているようなので、今回チェックした54回の「あばば」のうち、本当なら「あばば」ではないものがあるはずです。

しかしながら、かおすの状況を考えると、いずれも「あばば」と口にしていておかしくないものばかりでした・・・!

それでも、話数が進み、寮で出会ったみんなとともにまんが家として成長していくにあたって、かおすの「あばば」からは少しずつ悲哀が消えつつあるように感じられませんでしたでしょうか

はじめのうちは、驚いたり怯えたりする「あばば」ばかりだったのが、後半につれて、照れだったり、甘え声だったり、ツッコミだったりと、たくさんの意味を含むようになっていきました。かおすが、まんが家として努力していくことで、その内面もまた磨かれていったのかもしれません。

いつか大人になって立派なまんが家として自立できたとき、かおすはどんな「あばば」を口にしているのでしょうか。

かおす先生の次回作にご期待ください!!

おまけ - かおすの家柄

しかし、かおすはなんと家柄の良い家系なのでしょうか。

和菓子屋というだけあって、登場する際はいつも和風の着物を召した姿でいるはる子は、娘のかおすに対しての言葉づかい、話の聞きかたなど、細かい所作にわたるまでとても丁寧です。

かおすが誰に対しても丁寧語を使いがちなのは、気弱なオタクっぽさの象徴とも取れますが、一方で、育った家庭環境によって身についた習慣なのではないかとも考えられそうです。

12話。自身の不安な気持ちをはる子に打ち明けたかおすは、はる子の丁寧な傾聴のおかげで、寮に残ってもう少しだけ頑張る決意をすることができました。

そうしてはる子が寮から去っていく姿を見送るかおすは、まるでお客様を見届けるかのように丁寧かつ自然なお辞儀をしています。その振舞いからは、培ってきた礼儀作法が見受けられました。

(前編はこちらから)


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